英国ロンドンを中心に、周辺ヨーロッパ都市の情報をあれこれと。グルメや観光名所からパブやバー、クラブ、果ては季節のイベントや、知っておくと便利な情報等、多岐に渡って紹介。目指せ、日本版TimeOut!!
例えば、道を渡りたくて車が途切れるのを待ってるときに、親切な車が止まって道路を渡らせてくれたとき、日本だと軽く会釈して「ありがとう」の気持ちを表すけど、そういうときイギリスではどうすればいいか?
ピムリコハウスに泊まってたときに仲良くなったSさんに訊かれたとき、そういえば私も初めてボーンマスに来たとき、どうすればいいかわかんなくて困ったなぁって思いだしたよ。こういうのって必要な割にガイドブックには載ってないし、一番手っ取り早いのはSさんみたいに他の知ってそうな日本人に訊けばいいんだけど、私の場合は周りに日本人が1人もいなかった上に、そのときの私にはそれを他の外国人やネイティブに訊くだけの英語力もなく、仕方なくせっかく止まってくれても、こっちも「ありがとう」って気持ちを示したいのにも関わらず、どうすればいいかわからないために、ただ黙って横切るという失礼極まりないことを繰り返してて。結局ハウスメイトの韓国人の子と一緒に出かけたときに、ようやくどうすればいいのかがわかって、これからはもう心の中で謝りながら渡らなくてもいいんだってすごくほっとしたよ。
正解は『片手を挙げる』です。こんなの教えてくれないと誰もわかんないよね。で、これと同じでロンドンでのバスの乗り方も知らないとちょっと、いやかなり困るんじゃないかな、と思う。何たって日本と同じで、バス停に立ってれば親切にバスが止まってくれる、なーんて思ってたら、大きな間違い。バス停だよ?バス停でバスを待ってて、バスが素通りするってどういうことよ!?って思うでしょ?でもそれは日本人だけの感覚(だと思う)。日本と同じだと思ってたら酷い目に遭うよ。実際私が何回も痛い目に遭ってるからね。だって誰も教えてくんないんだもん。
知らないがために長い間待ってるのに目の前でバスに素通りされるわ、止まってくれたのはいいけどドライバーに文句言われるわで散々だったよ。でも何でかわかんないからそのたびにムカついたり傷ついたり。でも何度もそんな目に遭っていくうちに、だんだん此処での正しいバスの乗り方がわかってきて、今じゃすっかりバスを乗りこなせるまでになったんだけど。ホント、来たばかりのときは大変だったよ。
そんなわけで『ロンドン版 正しいバスの乗り方』講座。
とにかく、間違っても日本と同じサービスを期待しちゃダメ。日本ではどんなバス停でも人が待ってたら、必ず止まってくれるし、しかもちゃんとバス停の正面に止まってくれるよね?だけど日本ではそういう当たり前のことを、此処でも同じように期待すると私みたいな目に遭う。
まずロンドンにはバス停が2種類あります。日本と同じで、待ってたら必ず止まってくれるCompulsory Stop(コンパルソリ・ストップ)と、バスに乗りたかったら、ちゃんとドライバーに「そのバスに乗りたいよー」と意志表示しないと乗せてくれないRequest Stop(リクエスト・ストップ)。Compulsory Stop(コンパルソリ・ストップ)は白地に赤のマークで、Request Stop(リクエスト・ストップ)は赤地に白のマークでRequest Stop(リクエスト・ストップ)って書いてあるので、自分が待ってるバス停がどっちかっていうのを必ずチェックしましょう。
Request Stop(リクエスト・ストップ)では、例え人が待ってたとしても、意志表示しないと情け容赦なく素通りされるんで、ほんとに気をつけること。最初のころRequest Stop(リクエスト・ストップ)だと気づかずにバスを待ってて、うっかり意志表示しなかったら(というか遅れた)、ものの見事に目の前を通り過ぎてったからね。しかも、そのあと30~40分くらい次のバスが来なかったというオチまでついて。寒いし、トイレに行きたくなるし、踏んだり蹴ったりだったよ。だからこういう目に遭わないためにもRequest Stop(リクエスト・ストップ)かどうかの確認は必須。
一々意志表示しなきゃいけないなんて面倒だとか不便だって思うかもしれないけど、でもちゃんと意志表示すれば乗せてくれるんだから、それに慣れると、逆に日本みたいに乗るかどうかわからない客のために一々すべてのバス停で止まることがないから凄く楽だよ。うっかり意志表示するのが遅くて目の前で行かれたときは、これが日本ならって思ったけどね(笑) でも合理的だと思うよ。一々止まらないからガソリンの節約や時間の短縮にもなるしね。
それにRequest Stop(リクエスト・ストップ)に限らず、Compulsory Stop(コンパルソリ・ストップ)でも、みんな普通に意志表示してるし。別にしなくても止まってくれるとは思うけど、何だろ。基本的にみんなドライバーを信用してないのかも(笑) それか、どのバス停でも意志表示しとけば間違いはないって思ってるか。後者のがありえそうだよね。なので、Request(リクエスト)、Compulsory(コンパルソリ)の区別なく、どのバス停でも意志表示しとけば問題ないってことだね。
で、肝心の意志表示だけど、すごく簡単。片手を道路と水平に挙げるだけ。ただし、ちゃんと乗りたいバスのドライバーに見えるようにしないとダメだよ。ドライバーに見せないと意味ないからね。人によってはドライバーに気づいてもらうために大きく手を振ったりもしてるし、要はドライバーに乗りたい意思が伝われば何でもいいんだけど。ずっと手を挙げ続けてる必要はないんだけど(挙げててもいいけど)、何度も言うように乗りたいバスのドライバーに見せてね。
そして、もう1つ大事なこと。ロンドンはまさに縦横無尽、あらゆる方面にバスが走ってて、特にセンター付近はバスだらけ。Oxford Street(オックスフォード・ストリート)なんてほんと凄いよ。1つのバス停に色んなナンバーのバスが次から次へと来る。Selfridges(セルフリッジ)付近からOxford Circus(オックスフォード・サーカス)までほぼバスで埋め尽くされてるのを見たのは1回や2回じゃないからね。上空から見たらさぞかし凄い光景だろうなって思うよ。
そんなわけで、例えば私がいつも待ってるOxford Circus(オックスフォード・サーカス)のユニクロ前のバス停。全部で8方面のバスがそのバス停に止まるんだけど、だから大抵何台か続けて来たりするのね。まぁ何番でもいいけど、じゃあ例えば10番と189番と13番が一緒に来た場合、私が乗りたいのは13番。本来のバス停からだと3台目のバスはまだかなり距離があるよね。これが日本だと13番がバス停の正面に来るのを待ってると思うんだ・け・ど。
しかぁーし!! ロンドンでそんな悠長なことをしようものなら、乗る意思なしと見なされて普通に目の前を素通りされるからね。この場合いくら片手を挙げて意志表示をしてもムダ。バスは止まってなんかくれません。(意志表示をするのが)遅い、次を待て、だよ。だから何台か続けて来た場合、自分が乗りたいバスが何処で止まって扉を開けて乗客を乗せるか見極めないといけない。稀に、とっても親切なドライバーの場合、バス停のかなり手前で1度乗客を乗せて、もう1回バス停の目の前でも止まってくれるときもあるけど、それは基本的に期待しない方がいい。とにかくバス停まで距離があろうがなかろうが、バスの扉が開いて乗客を乗せ始めたら走って其処まで行ってバスに乗った方いい。っていうか、そうしないと置いていかれる可能性大。
私は1度こっちに来てまだ間もない頃、Tottenham Court Road(トッテナム・コート・ロード)とLeicester Scuare(レスター・スクエア)の中間くらいのバス停で24番のバスを待ってたとき、バス停のかなり向こうで乗客を乗せてるのが見えたけど、バス停の前でも止まってくれると信じて疑わず(まだ日本の感覚だったから)、バス停の前で待ってて、結果的に親切にもドライバーは私を乗せるためにバス停の正面でまた止まってくれたんだけど、私が乗るときに文句言ってきた、というかたぶん注意されたんだと思う。そのときは何で怒られたのか全然わからなくて、ただショックだったんだけど、今なら止まったときにちゃんと乗れってことだなってわかる。
ロンドンは道が狭いくせに交通量が多いから、そう何度も止まったら、ただでさえあちこちで渋滞起こしてんのに凄く迷惑だよね。わかるけどさ、でももう少し優しく言ってくれたらよかったのに。小心者だからドキドキすんだよ。
◆ Transport for London (ロンドン公共交通機関の公式サイト) ◆
http://www.tfl.gov.uk/ (英語)
ピムリコハウスに泊まってたときに仲良くなったSさんに訊かれたとき、そういえば私も初めてボーンマスに来たとき、どうすればいいかわかんなくて困ったなぁって思いだしたよ。こういうのって必要な割にガイドブックには載ってないし、一番手っ取り早いのはSさんみたいに他の知ってそうな日本人に訊けばいいんだけど、私の場合は周りに日本人が1人もいなかった上に、そのときの私にはそれを他の外国人やネイティブに訊くだけの英語力もなく、仕方なくせっかく止まってくれても、こっちも「ありがとう」って気持ちを示したいのにも関わらず、どうすればいいかわからないために、ただ黙って横切るという失礼極まりないことを繰り返してて。結局ハウスメイトの韓国人の子と一緒に出かけたときに、ようやくどうすればいいのかがわかって、これからはもう心の中で謝りながら渡らなくてもいいんだってすごくほっとしたよ。
正解は『片手を挙げる』です。こんなの教えてくれないと誰もわかんないよね。で、これと同じでロンドンでのバスの乗り方も知らないとちょっと、いやかなり困るんじゃないかな、と思う。何たって日本と同じで、バス停に立ってれば親切にバスが止まってくれる、なーんて思ってたら、大きな間違い。バス停だよ?バス停でバスを待ってて、バスが素通りするってどういうことよ!?って思うでしょ?でもそれは日本人だけの感覚(だと思う)。日本と同じだと思ってたら酷い目に遭うよ。実際私が何回も痛い目に遭ってるからね。だって誰も教えてくんないんだもん。
知らないがために長い間待ってるのに目の前でバスに素通りされるわ、止まってくれたのはいいけどドライバーに文句言われるわで散々だったよ。でも何でかわかんないからそのたびにムカついたり傷ついたり。でも何度もそんな目に遭っていくうちに、だんだん此処での正しいバスの乗り方がわかってきて、今じゃすっかりバスを乗りこなせるまでになったんだけど。ホント、来たばかりのときは大変だったよ。
そんなわけで『ロンドン版 正しいバスの乗り方』講座。
とにかく、間違っても日本と同じサービスを期待しちゃダメ。日本ではどんなバス停でも人が待ってたら、必ず止まってくれるし、しかもちゃんとバス停の正面に止まってくれるよね?だけど日本ではそういう当たり前のことを、此処でも同じように期待すると私みたいな目に遭う。
まずロンドンにはバス停が2種類あります。日本と同じで、待ってたら必ず止まってくれるCompulsory Stop(コンパルソリ・ストップ)と、バスに乗りたかったら、ちゃんとドライバーに「そのバスに乗りたいよー」と意志表示しないと乗せてくれないRequest Stop(リクエスト・ストップ)。Compulsory Stop(コンパルソリ・ストップ)は白地に赤のマークで、Request Stop(リクエスト・ストップ)は赤地に白のマークでRequest Stop(リクエスト・ストップ)って書いてあるので、自分が待ってるバス停がどっちかっていうのを必ずチェックしましょう。
一々意志表示しなきゃいけないなんて面倒だとか不便だって思うかもしれないけど、でもちゃんと意志表示すれば乗せてくれるんだから、それに慣れると、逆に日本みたいに乗るかどうかわからない客のために一々すべてのバス停で止まることがないから凄く楽だよ。うっかり意志表示するのが遅くて目の前で行かれたときは、これが日本ならって思ったけどね(笑) でも合理的だと思うよ。一々止まらないからガソリンの節約や時間の短縮にもなるしね。
それにRequest Stop(リクエスト・ストップ)に限らず、Compulsory Stop(コンパルソリ・ストップ)でも、みんな普通に意志表示してるし。別にしなくても止まってくれるとは思うけど、何だろ。基本的にみんなドライバーを信用してないのかも(笑) それか、どのバス停でも意志表示しとけば間違いはないって思ってるか。後者のがありえそうだよね。なので、Request(リクエスト)、Compulsory(コンパルソリ)の区別なく、どのバス停でも意志表示しとけば問題ないってことだね。
で、肝心の意志表示だけど、すごく簡単。片手を道路と水平に挙げるだけ。ただし、ちゃんと乗りたいバスのドライバーに見えるようにしないとダメだよ。ドライバーに見せないと意味ないからね。人によってはドライバーに気づいてもらうために大きく手を振ったりもしてるし、要はドライバーに乗りたい意思が伝われば何でもいいんだけど。ずっと手を挙げ続けてる必要はないんだけど(挙げててもいいけど)、何度も言うように乗りたいバスのドライバーに見せてね。
そして、もう1つ大事なこと。ロンドンはまさに縦横無尽、あらゆる方面にバスが走ってて、特にセンター付近はバスだらけ。Oxford Street(オックスフォード・ストリート)なんてほんと凄いよ。1つのバス停に色んなナンバーのバスが次から次へと来る。Selfridges(セルフリッジ)付近からOxford Circus(オックスフォード・サーカス)までほぼバスで埋め尽くされてるのを見たのは1回や2回じゃないからね。上空から見たらさぞかし凄い光景だろうなって思うよ。
そんなわけで、例えば私がいつも待ってるOxford Circus(オックスフォード・サーカス)のユニクロ前のバス停。全部で8方面のバスがそのバス停に止まるんだけど、だから大抵何台か続けて来たりするのね。まぁ何番でもいいけど、じゃあ例えば10番と189番と13番が一緒に来た場合、私が乗りたいのは13番。本来のバス停からだと3台目のバスはまだかなり距離があるよね。これが日本だと13番がバス停の正面に来るのを待ってると思うんだ・け・ど。
しかぁーし!! ロンドンでそんな悠長なことをしようものなら、乗る意思なしと見なされて普通に目の前を素通りされるからね。この場合いくら片手を挙げて意志表示をしてもムダ。バスは止まってなんかくれません。(意志表示をするのが)遅い、次を待て、だよ。だから何台か続けて来た場合、自分が乗りたいバスが何処で止まって扉を開けて乗客を乗せるか見極めないといけない。稀に、とっても親切なドライバーの場合、バス停のかなり手前で1度乗客を乗せて、もう1回バス停の目の前でも止まってくれるときもあるけど、それは基本的に期待しない方がいい。とにかくバス停まで距離があろうがなかろうが、バスの扉が開いて乗客を乗せ始めたら走って其処まで行ってバスに乗った方いい。っていうか、そうしないと置いていかれる可能性大。
私は1度こっちに来てまだ間もない頃、Tottenham Court Road(トッテナム・コート・ロード)とLeicester Scuare(レスター・スクエア)の中間くらいのバス停で24番のバスを待ってたとき、バス停のかなり向こうで乗客を乗せてるのが見えたけど、バス停の前でも止まってくれると信じて疑わず(まだ日本の感覚だったから)、バス停の前で待ってて、結果的に親切にもドライバーは私を乗せるためにバス停の正面でまた止まってくれたんだけど、私が乗るときに文句言ってきた、というかたぶん注意されたんだと思う。そのときは何で怒られたのか全然わからなくて、ただショックだったんだけど、今なら止まったときにちゃんと乗れってことだなってわかる。
ロンドンは道が狭いくせに交通量が多いから、そう何度も止まったら、ただでさえあちこちで渋滞起こしてんのに凄く迷惑だよね。わかるけどさ、でももう少し優しく言ってくれたらよかったのに。小心者だからドキドキすんだよ。
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http://www.tfl.gov.uk/ (英語)
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