3日目も生憎の天気でせっかく延々スコットランドまで旅してきたってのにいーやー!! おかげでLoch Lomond(ローモンド湖)で小さなフェリーに乗ったんだけど(最初は湖の周囲を歩く予定だったんだけど、フェリーの方が断然楽だしね)、湖上は覚悟してたけど、やっぱりめっちゃくちゃ寒くて。
天気が良ければまだ我慢できたんだけど、もしくはコートがあれば、どっちの条件も満たさない状況では、いい加減我慢の限界が来るってもんで。最初はやっぱりせっかくの景色を見ないと損って思ってデッキにいたんだけど、途中でどうにもこうにも寒くて、とうとう中へ。
中はやっぱり暖かかった…!! 景色がガラス越しになって、360度見渡せなくなったのがとっても残念だったけど、ここで無理して風邪引いてもしょうがないしね。と自分を慰めてみたり(笑) 1時間のクルーズで、ちょっと物足りなかったけど(笑)、でも十分楽しめたよ。実際もし歩きだったら、あんな遠くまで行けなかっただろうし。色んな面白い建物も見られたので満足満足♪ これで天気が良ければねー。最高だったんだけど。
クルーズのあとは湖畔が公園になってたので、そこをぶらぶらお散歩。荷物があったからそんなに遠くまでは行けなかったけど…いや、けっこう歩いたな。ここでもまたウォーキングの洗礼(笑) 荷物持ってるっつーのに。
でもね、その公園の中に古い小さなお城があって、フェンスで囲いがあるのが残念だったけど、童話に出てくるみたいな雰囲気のあるお城で、なかなかよかったよ。お城の前にいくつかベンチがあったから、そこで小休憩して、今度は来た道とは別の道を通ってUターン。
公園の入り口にあるThe Balloch House(ザ・バロッホ・ハウス)っていう可愛らしい建物のパブで遅めのランチを取り、駅に向かって歩いてたら(ちなみにBalloch(バロッホ)駅は無人駅)、ぽつ、ぽつ、と顔に当たる何か…いやーな予感に空を見上げると、またぽつ。やっぱ雨じゃん!!
うっわ、とうとう降りだしたよ。駅で電車を待ってる間にも少しずつ雨脚が強くなっていって、早く電車来てくれーっ!!て思ってた。あ、でも無人駅とは言え、ちゃんと屋根のある待合室はあります。ただ、私たちが行ったときは家族づれが占領してたので、入れなかったの。
まぁ入ろうと思えば入れたんだけど、そこまでまだ雨が強くなかったから我慢したんだよね。だから電車が来たときはほっとした。速効中に入って一安心。友達がちょうどよかったねーって。まさにその通り。ちょうど帰るってときに降ってきたからよかった。
でもGlasgow(グラスゴー)に戻ってからも同じことがあったんだよ。Balloch(バロッホ)駅への発着駅と、ロンドンへの発着駅は別の駅だから、Glasgow(グラスゴー)に戻ったあと、ロンドンへの発着駅に移動して、電車内で食べる夕食を買いこんで電車に乗りこみ、電車が動き出したとき、またもや雨が降りだしたの。
友達が「またグッド・タイミングだったね」って、ほんとそう。基本ずっと曇りだったのは残念だったけど、それでも雨に降られるよりは断然マシ。旅行中の雨ほど嫌なものはないからね。何にもできないもん。さて、そんなこんなで長かったスコットランド旅行記もようやく終わり。
このあとはロンドンまで一直線。着いたときはすっかり暗くなってて、5時間以上の長旅でめっちゃくちゃ疲れたけど、ほんとにすごく楽しかった。って、しーまったー!! Edinburgh(エディンバラ)でもパブに行ったんだった。書くのわーすーれーてーたー……
◆ Sweeney's Cruises (スウィーニーズ・クルーズ) ◆
http://www.sweeneyscruises.com/ (英語)
<< Prices for 2007 (料金:2007年現在) >>
1 hour cruise (1時間のクルーズ) :
Adult (大人) - £6.50, Child (小人) - £4.00, Family Ticket (ファミリー・チケット) - £19.50
2 hour cruise (2時間のクルーズ) :
Adult (大人) - £12.00, Child (小人) - £6.00, Family Ticket (ファミリー・チケット) - £32.00
Sunset Cruise (サンセット・クルーズ) :
Adult (大人) - £9.50, Child (小人) - £5.00, Family Ticket (ファミリー・チケット) - £26.00
Child ticket (小人料金) - child must be under 12 years of age (12歳以下)
Children under 4 years - travel free of charge (4歳以下は無料)
Family ticket (ファミリー・チケット) - 2 adults and 2 children (大人2人 + 子供2人)
<< How to get there (行き方) >>
http://www.sweeneyscruises.com/who_and_where.html (英語)
◆ The Balloch House (ザ・バロッホ・ハウス) ◆
http://www.vintageinn.co.uk/theballochhouselochlomond/ (英語)
<< Opening Times (営業時間) >>
Monday to Saturday (月~土) : 12pm to 11pm
Sundays (日曜日) : 12pm to 10.30pm
<< How to get there (行き方) >>
http://www.vintageinn.co.uk/theballochhouselochlomond/findus/ (英語)
ようやく3日目に突入だよ…ぜーはー。3日目、最終日はGlasgow(グラスゴー)からローカル電車で40分?50分?のLoch Lomond(ローモンド湖)に行ってきました。Loch Lomond(ローモンド湖)のLoch(ロッホ)っていうのはスコットランドの方言でLake(湖)って意味。
私それ知らなくってさ。と言うより、Loch Lomond(ローモンド湖)の存在自体を知らなくて、友達が3日目はGlasgow(グラスゴー)から近いから、Loch Lomond(ローモンド湖)に行こうって言ったとき、イングランド人は何故かLoch Lomond(ローモンド湖)をロッホ・ローモンドとは発音せず、そのまま英語風にロック・ローモンドって発音するんだよ。
だから、このLoch Lomond(ローモンド湖)のことを知らなかった私は、さらにリスニングがあまりよろしくないこともあって、「ロック・ローマン」って聴こえたのね。それで脳裏に浮かんだのがロック=岩、ローマン=ローマ帝国ってことで、ハドリアヌスの城壁みたいなものがGlasgow(グラスゴー)の近くにもあって、それを見に行くのかなぁって思ったのね。
私はね、何度も言うように歴史がだーい好きなんだよ。プラス、アーサー王と円卓の騎士の物語も好き。そして映画もめっちゃ好きで、何が言いたいかと言うと、「キング・アーサー」を見てから、いつかハドリアヌスの城壁を見に行きたいなぁって思ってたんだよ。
ハドリアヌスの城壁っていうのは、イングランド北部、スコットランドとの境界線近くにあるイギリス版万里の長城。その昔、1世紀半ばにブリテン島にまで領土を拡大したローマ帝国がケルト人の侵入を防ぐために建設した城壁で、ユネスコの世界遺産にも登録されてます。
でもね、行きたいは行きたいんだけど、そのためだけに行くってのはちょっと不便っていうか。車があれば一辺に色々周れて楽なんだけど、生憎私たち2人とも車を運転できなくてね。免許は持ってるんだけど、完全なるペーパードライバー。もし運転しようものなら、天国行きは確実という状態(^^;)
そんなわけでハドリアヌスの城壁は諦めてたんだけど、もし似たようなので電車で簡単に行けるのなら、行きたいに決まってるから、けっこう楽しみにしてたんだけど、蓋を開けてみれば湖。何だ、湖か…と、いや湖でも全然いいんだけどね! せっかく行けるんだから!! でも正直ちょっと拍子抜けだったり。
何せ勝手にローマ帝国時代の遺跡、と決めつけて秘かに楽しみにしてたからさ。湖もいいけど、歴史好きな私としては遺跡の方が好きなのよー。小学生までは考古学者になりたかったくらいだし。ママンに考古学者なんて儲からない!と大反対され、そうか、学者って儲からないのかってあっさり諦めたけど、やはり悠久の歴史の魅力は変わらず。
ほんと世界の遺跡めぐりしたいけどーけどー。誰か私に膨大な時間と湯水のように使える資金をください…。そしたら行ける。エジプトも南米もミドル・イーストもアジアも好きなだけ。宝くじ当たんないかな、マジで。そろそろ当たってもよさそうなのにさ。日本みたいに3億なんてケチくさいのじゃなく、欧米みたいにどーんと何10億と当たってくんないかな。
はっ! 気がついたら歴史の話ばっかりしてる!! 本題はそれじゃなくって。Loch Lomond(ローモンド湖)だよ!! Loch Lomond(ローモンド湖)は実際に行ってみると、なかなかいいところでした。何とBia(ビア)が2年前Loch Lomond(ローモンド湖)近くの街に住んでたんだって。
彼女は最初の年はサンドイッチコースで、Loch Lomond(ローモンド湖)近くの街のホテルで働いてたそうです。サンドイッチコースっていうのは日本人にはあまり馴染みがないけど、イギリス留学のためのコースの1つで、最初に学校に通って、次に働いて、また学校に通うっていうコースで、だからサンドイッチ。
4年前にボーンマスのスクールメイトで、南米から来た子たちが何人かこのサンドイッチコースで、それで初めて知ったんだよね。Bia(ビア)もサンドイッチコースだったっていうのはスコットランドに行ったって話をしたときに知ったんだけど。
Yさんはサンドイッチコースを知らなくて、あ、やっぱり日本人は知らないよなぁって説明してあげたんだけど、何で日本人には馴染みがないんだろ。って、あーそうか。ワーホリがあるからか。タイや、たぶん南米の国はワーホリがないんだよ。だからサンドイッチコースなんだ。Bia(ビア)がタイはワーホリがないって言ってたから。
って、また脱線してるーっ!! そして脱線しすぎて長くなったので、またも続き、ます…ごめんよ…
◆ Loch-lomond.net (ロッホ・ローモンド・ネット) ◆
http://www.loch-lomond.net/ (英語)
<< How to get there (行き方) >>
http://www.loch-lomond.net/travel/travel.html (英語)
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