何と今度は家のもう半分のブレーカーが飛んだ。原因はもちろん電球の寿命。昨日の今日で私も学習してるよ。場所は玄関。学校から帰ってきて、スイッチを入れたらバチッ!!と昨日聴いたばかりの音がして、玄関は暗いまま。
うっそ、マジかよ!!と信じられない気持ちでスイッチを点けたり消したりしてみたんだけど、玄関の明かりはうんともすんとも言わない。試しにリヴィング、キッチン、トイレの明かりを点けてみたんだけど、まぁ点くわけないよね。わざわざ試さなくっても昨日と同じパターンだってわかってたんだけど、でも昨日の今日であまりにもあんまりだから、試さずにはいられなかったんだよ。だって、ひどくない?こんなの。何で2日連続で電球が寿命になるの。
うんざりしながらブレーカーを見たら、昨日見たのとほぼ同じ状態で。違うのは下がってるブレーカーが隣ってことだけ。それをまた上げて、もう玄関の電球が寿命だってわかってたけど、一応他場所の明かりが点くかどうかを確認して、やっぱり玄関だってことで、昨日に引き続き、電球の交換ですよ。
何で毎日私がこんなことやらなきゃいけないの、と内心ぶつぶつ文句言いながらも(だって、自分の部屋はともかく、玄関の電球の交換なんて普通は大家さんの仕事だもん)、あっという間に交換終了。昨日の顛末をYさんやBia(ビア)、Jo(ジョー)に報告したら、みんなにこの家のオーナーみたいだねって言われたけど、ほんとそうだよ。
大家さんがいない間は植物の世話もしてるし、こうやって家のメンテナンスもしてるし、半分ハウスシッターみたいなもん。最初からそう思ってたけどさ。大家さんが留守がちだから、とりあえず誰か家にいてほしいんだろうね。長期で誰もいないと、泥棒とかも心配だし。だから私がここに引っ越してくるときも、前の人が出て行ったその日から入ってほしいって言われたからね。私はできるだけ早く引っ越したかったからよかったけど。
でもまぁそんなわけで、この家のことはかなり把握してるよ、私。というか、訊く人がいないから把握せざるを得ないというか。日々鍛えられてるよ(笑) しっかしなぁ、まさかロンドンでほぼ完全なる1人暮らしをすることになるとは思わなかったよ。日本でも1人暮らししたことなかったのにねー。
今日もまた油断したところにカウンターパンチを食らったので、記念にここに記しておきます。これを読んだら、嘗て7つの海を支配した、素晴らしきグレート・ブリテンでの暮らしが、いかに面白おかしいものか、わかるんじゃないかな。
まず1つめ。今日、私は金曜日でバスパス(定期券)が切れたから、新しくバスパスを買わなきゃいけなかったんだよ。土日は家にいたから、バスパス買わなかったんだよね。バスパスは地下鉄の駅でなら、どこでも買えるので、私もバスパスが切れると、学校に行く前に家の近くの駅に寄って買ってたんだけど、今日はそこで最初の洗礼を浴びたんだよ。
いつもと同様、ちょっと早めに家を出て駅のチケット・オフィス(窓口)に向かったまではよかったんだけど、そこから先に信じられないことが待ち受けてたんだよね。ちなみに、私の家の最寄駅の窓口って一応2つあるんだけど、両方とも開いてるところって見たことがない。常にどっちか1つだけ。もしかして利用客が多いセンター付近の窓口だと全部開いてるのかもしれないけど、少なくともうちの近くの窓口はいつも1つだけ。
じゃあ何で2つあるんだろうって不思議に思うけど、まぁ日本と違って、こっちの人は基本的に働かないからね。今更そんなことでは腹も立たないけど、両方とも閉まってるとなると、大問題だよ。2つある窓口が2つとも閉まってるの。はぁ!?何これ。どういうこと!?って近くの案内板で窓口の営業時間を確認したら、ちゃんと朝の7時?8時だったかな?から開きますよーって書いてある。なのに、カーテンが閉まってんの!!
時刻は11時半。明らかに開始時間はとっくに過ぎてるよね。私、何回も時計確認しちゃったよ。もしかして何らかの理由で(どうせ下らないことに決まってるけど)一時的に閉まってるだけで、しばらくしたら開くのかもしれないけど、私にはそんな悠長にいつ開くかわからない怠惰な窓口を待ってる余裕はなく。
学校よりも有意義な時間が過ごせるって思えば、いくらだって学校休むけど、こんな下らない理由なんかで絶対に休みたくなかったから、仕方ないから少し距離があるけど、もう1つの駅に行くかって足を向けたところで、そっちよりももっと近くに駅があることを思い出し、そっちの駅の方が進行方向だから、そのままバスに乗ればいいしってことで、急いでそっちに向かったのね。
でも、その駅に着くまでに2台のバスに抜かされて、本来ならあのバスに乗れてたはずなのにって、この国に住んでる以上、この程度のことで怒っても無駄だってわかりつつも、やっぱりムカムカしながら駅に着いたら、そこの駅の窓口はサービスとは無縁の、めっちゃくちゃ無愛想なお姉さん?おばさん?だった。
私が“Hello”から始まり、“1ヶ月のバスパスください”って言って学生オイスターカードを差し出し、お金を払って新しくチャージされたオイスターカードを受け取るまで、お姉さん?おばさん?からは一切言葉なし。最初から最後までひたすら無言。朝から何か嫌なことでもあったのか。いつもの駅のスタッフは大抵愛想がいいので、私も最後カードを受け取ったときは必ず、“Thank you”って言うんだけど、今回はさすがに私も最後は無言で受け取り、さっさとバス停に向かったよ。
もしかしてロンドンに来てすぐの頃だったら、このおばさんの無愛想極まりない対応に怖いって思ったかもしれないけど、今はもう普通。そっちがそういう態度なら、こっちもそれなりに対応するだけ。向こうが無愛想なのに、こっちが愛想よくする必要なんてないもんね。あぁこういう人なんだなぁって何とも思わなくなった。強くなったなぁ、私も(笑)
で、2つめ。そんなわけで今日は出がけから何だかツイてないなーなんて思ってたら、帰ってきてからがもっとツイてなかった。イギリスではよく物が壊れるんだけど(そもそも製品の性能がよくないんだろうね)、学校から帰ってきて自分の部屋の明かりを点けたら、数分してからいきなりバチッと音がして、明かりが切れた。
最初は電球の寿命かと思って、取り換えるの面倒くさいなぁ。新しい電球ってどこに置いてあるんだろう、なんて考えてたんだけど、部屋の明かりが点かないから、代わりに廊下の明かりを点けようとしたところ、廊下の明かりも点かないことに気づき、あれ?もしかして…って試しに私の部屋の周りの明かりを片っ端から点けてみたところ、どれも点かない。
もしかしてブレーカーが落ちたのかなぁって思って、家の中を調べてみたんだけど、ブレーカーの場所がわからない。他の電気系統を制御してる機械がある場所は知ってるんだけど、そこを下手に触って、もっととんでもないことになったら怖いし。でも玄関やキッチン、トイレ、リヴィングルームの明かりは点くから、ブレーカーが落ちたってわけでもなさそうだし、電灯の回線がおかしいのかな?って思ってたんだけど、やっぱりブレーカーだったよ。
日本ってブレーカーが落ちたら、家中真っ暗になるけど、こっちって幾つかに分けられてんのね。や、そうじゃない家もあるのかもしれないけど、少なくともこの家は家の右半分と左半分で2つブレーカーがあった。大家さんは今演奏旅行に出かけていて家にいないから、近くに住んでる大家さんの娘さんに、家の半分の明かりが点かないんだけど、どうすればいい?ってテキストしたのね。
最初は自分で何とかしようとしたんだけど、結局どうしようもなかったから。ブレーカーの場所もわかんないし、もしかしたら別の原因かもしれないしね。そしたらテキストしてから2時間後くらいに彼女から電話があって、ブレーカーの場所を教えてくれて、そこを見たら、やっぱり落ちてた。
で、ブレーカーを上げたら、瞬時に今まで真っ暗だった家半分の明かりが点いて、ほっと一安心。しかぁーし!!私の部屋だけがやっぱり暗いまま。当初の推測どおり、私の部屋のは電球の寿命でした。何でかはわかんないけど、電球が寿命になると、一緒にブレーカーも落ちるみたい、この家。いや、こっちの家はみんなそうなのかもしれないけど。
ってなわけで電球の交換だよ。電球の交換って日本にいるときから面倒くさいって思ってたのに、こっちの家って日本と違って天井がすごく高いから椅子程度じゃ電灯に届かないんだよね。しかも私、ちっさいし。でも明かりがないと不便でしょうがないし、代わりに誰かがやってくれるわけでもないので、仕方なく梯子を持ってきて、電球を取り外し、新しい電球を付けたんだけど、こっちはほら、蛍光灯じゃなくて白熱灯なもんだから、もんのすごく手間取ったよ。
そもそも外すのがめちゃめちゃ大変で。単に回して外せばいいと思ってたら大間違い。途中で全く動かなくなって泣きそうになったよ。このまま外れなかったらどうしようって半泣きになりながら電球と格闘すること、10分、15分くらい?ようやく外れたときはほんとにほっとしたよ。
外れた電球の形状から、どうやって付ければいいかはすぐにわかったので、新しいのを付けるのは簡単だったけど、いやー疲れた。まさか夜の10時過ぎに電球と延々格闘する羽目になるとはね。しかも前のは100Wだったからけっこう明るかったんだけど、置いてあった電球のなかに100Wはなくて、75W以下しかなかったもんだから、前よりちょっと暗いしね。
でもまぁ私の部屋には幸い電気スタンドが2つあって、両方とも点ければかなり明るいので、しばらくはそれで代用します。
今週頭に私が借りてるフラットを管理している日系不動産から更新の連絡があったんだよ。私は6月末に6ヶ月の契約でこのフラットに引っ越してきたんだけど、その契約が12月末で切れるから更新しますか、どうしますかって。私はエリアも、このフラットもすごく気に入ってるから、日本に帰るまでいるつもりで、前に大家さんに何時までいる?って訊かれたときも、ずっといたいって答えてたのね。大家さんは好きなだけいていいよって言ってくれたし。
なので、当然更新するつもりでいたんだけど、その不動産から来たメールにおかしなことが書いてあって。契約手数料として家賃1.5週分+VAT(消費税みたいなもの)がかかりますって書いてあるの。これは普通、日系不動産を通して部屋を借りたら、大抵最初の契約のときにかかるもので、私も初回契約時に払ったのね。だからそれは別にいいんだよ。
でも!! 更新のたびに初回契約時の手数料と同金額の手数料がかかるなんて聞いたこともないし、最初に契約したときに、そんな説明も受けてないし、契約書も確認してみたけど、どこにも更新のたびに手数料がかかります、なんて書いてない。
最初はただびっくりして、また出費かぁ…なんてうんざりだったんだけど、よくよく考えたら、これはどう考えてもおかしいと思ってきて。更新のたびに手数料取るなんて、ぼったくりもいいとこだよ。念のためにMにも確認したら(彼女も私とは違う不動産だけど、日系不動産を通して部屋を借りてるから)、更新のときに手数料なんて払ったことないって。
彼女も更新のたびに手数料取るんだったら、不動産ぼろ儲けだねって。ほんとそうだよ。Yさんもびっくりしてて。でも彼女は不動産を通して借りたことがないから詳しくはわからないけど、でも契約時に何の説明もされてない、契約書に何も書いてないんだったら、契約違反ってことで強く言えるよって。それか大家さんに直接交渉してみたら?って。
実はそのアドバイスを受ける前に、大家さんから不動産から連絡来てるけど返事した?って訊かれて、不動産が更新するときに手数料がかかるって言ってきたから、友達に確認してて、まだ返事してないって答えたのね。そしたら大家さんが「それは知ってる。僕の分は払ったよ」って言ってきて、めっちゃびっくり。でも今から考えたら、大家さんも勘違いしてたんだよね。そして私も大家さんの発言を誤解した。
大家さんはたぶん初回契約時のときのことを言ったんだと思う。初回契約時に不動産に払った手数料のことを考えて、「僕は払った」って言ったんだよね、きっと。でも私は更新するときにも手数料がかかるって不動産が言ってきてるって話したつもりだったから、大家さんが「払った」って言う手数料を、今回の更新の手数料のことだと思ったわけ。
何でこういう誤解が生じたかっていうと、もちろん会話がすべて英語だから。つまりは私のせい。私の英語力が拙いばっかりに、うまく説明できなくて、大家さんも誤解し、さらには私もまた誤解する羽目になった。これが日本語での会話だったら、もっとスムーズにいったし、こういう誤解も生まれなかったと思うんだけど、まぁこれも経験だよね。と思うしかない。本音を言えば、こういう経験は全然したくないんだけど。
で、大家さんが払ったからには、やっぱり私も払わなきゃいけない、と誤解し、でも絶対そんなの払いたくないから、「友達は更新のときに手数料なんて払わなかった」って言ったら、大家さんは初回契約時の手数料のことだと思ってるから、不動産に訊いてみたら?って。
私は大家さんも更新手数料なんておかしいって言うだろうと思ってたから、この発言で、大家さんは当てにできない、こうなったら不動産と交渉するしかないって腹を括って超強気でメールしたんだけど、結局どうやら向こうのミスだったみたいで。ほんと人騒がせな。そもそもこの不動産、最初からいい加減だったんだよねー。
今の人で担当が3人目なんだけど、最初の人からして日本人とは思えないくらいいい加減だったし、2人目の人も契約書を送ってくるのがやたら遅かったしねー。でも、もしかしたらそれは大家さんのせいかもしれないので、その人がいい加減って言いきれないんだけど。
それはともかくとして、私が強気メールを送ったのが木曜日の夜。金曜日に大家さんが不動産と直接話をしたみたいで、私が学校から帰ってきたら、「今日担当のTさんと話したんだけど、更新するだけだから僕も君も手数料は払わなくていいよ」って教えてくれて。やっぱり何かの間違いだったんだって、すっごくほっとしたよ。更新のたびに手数料なんて絶対ありえない。どんな不動産だよ。
そのあとでメールをチェックしたら、そのTさんからメールが届いてて。「説明不足ですみません。できれば話したいから月曜日に電話します」って内容の。私としては別にもうよかったんだけど、電話してくるならまぁ今回のことについて詳しく訊こうと思ってね。一体どういうつもりで、あんなことを書いたのか気にならないわけじゃないし。
にしても、ほんと疲れた。
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