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英国ロンドンを中心に、周辺ヨーロッパ都市の情報をあれこれと。グルメや観光名所からパブやバー、クラブ、果ては季節のイベントや、知っておくと便利な情報等、多岐に渡って紹介。目指せ、日本版TimeOut!!
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この日は…朝から中央ヨーロッパ用の電気プラグを求めて、片っぱしから目についたスーパーや生活用品店や電気屋さんを探しまくったんだけど、結果は撃沈。まぁ最初から無理だと思ってたんだけど。ロンドンみたいにメジャーな観光地でもないブダペストで、日本→中央ヨーロッパ用のプラグなんて需要がないもん。

っつか、何でそんなものが必要かっていうと、実はロンドンの自宅に中央ヨーロッパ用のプラグを忘れてきてしまったんだねー。って、今となってはのんびり言ってるけど、これが発覚したときは当然こんなもんじゃ済まなかったよ。どうしよ、どうしよってものすご焦ったよ。

携帯電話はこの際どうでもいいよ。妹のも私のも一応持ってるだけで、旅行中はまず使わないんだから。この場合、何が困るってカメラの充電。せっかく旅行してるってのに、写真撮れなかったら全然意味ないじゃん!! もう大ショックだよ。

しかも、これは完璧私の責任なんで、ほんと何やってんだかって感じだよ。自分で自分にめちゃくちゃ腹立ったね。でも怒ってても落ち込んでても、事態が好転するわけでもないので、最悪使い捨てカメラを買うことにして(余計な出費だけど、選択の余地なし)、とにかく何とかウィーンまで保たせようってことに。

今までの経験上、カメラの充電は4日、上手く使えばギリギリ5日保つから、ブダペストよりはメジャーなウィーンだったら、もしかしてプラグがあるかもって一縷の望みを託したんだよね。結論から言うと、プラグも買わなかったし、使い捨てカメラも買わなかったんだけど。まぁ、それのカラクリについては、ウィーンの記事で。

そんなわけでプラグ探しのために、連日の観光と猛暑でぐったりだというのに、炎天下を頑張ってホテルからSzépmûvészeti Múzeum(西洋美術館)まで歩いたよ。なるべく日陰を歩いたんだけど、それでもキツかった。帰りはもちろん、地下鉄に乗りましたとも。


◆ Hősök tere (英雄広場) ◆
http://www.vendegvaro.hu/Hosok-tere-Budapest (洪・英)

<< How to get there (行き方) >>
Address (住所) : 1146 Budapest, XIV. kerület, a Dózsa György út és a Városliget között

+ Metró (地下鉄) +
Hősök tere :
M1 (Yellow line)

+ Autóbusz (バス), Trolibusz(トローリー・バス) +
Autóbusz (バス) : No.20E, 30, 105 / Trolibusz (トローリー・バス) : No.75, 79


Hősök tere(英雄広場)の前がSzépmûvészeti Múzeum(西洋美術館)。基本的に美術館は好きなんだけど、だからってあんまり美術館ばかり行くと、いい加減飽きちゃうからね。1都市1美術館ってのがちょうどいいんじゃないかなぁと。個人的に。

前回パリに行ったときもルーブル美術館だけだったし。オルセーも行きたかったけど、パリの魅力は美術館だけじゃないからね。また今度にしたの。一辺に行っちゃうと、次回の楽しみがなくなるし。なので、ブダペストではここ、Szépmûvészeti Múzeum(西洋美術館)。

中に入ったら、何やら日本の七夕を彷彿とさせる、たくさんの短冊?が吊るされた笹に似た大きな木が飾られてて。時期も時期だから、え?もしかしてこれ、七夕?ハンガリーにも七夕の風習があるの?まさかそんなって妹と興味津々で近づいたら、「Make a wish(願い事を書いてね)」って表示が。

“やっぱ七夕じゃん!!(ほんとにそうかは不明)” 子供のころ以来、七夕なんてやってないから、2人ともすごく懐かしくってさ。嬉々として短冊もどきに願い事を書いて、その短冊を木に吊るしてきたよ。思い切り童心に還って、真剣に願い事書いたからね。ほんと、叶うといいなぁ。


◆ Szépmûvészeti Múzeum (西洋美術館) ◆
http://www.szepmuveszeti.hu/ (洪・英)

<< Opening Times (開館時間) >>
Permanent Exhibitions (常設展)
Tuesday - Sunday (火~土) : 10.00 - 17.30 (最終入場16.30)

Temporary Exhibitions (特別展)
Tuesday - Sunday (火~土) : 10.00 - 18.00 (最終入場17.30)

Closed on Mondays (月曜定休)

※常設展、特別展ともに毎月第2木曜日且つ奇数週は午後10時まで開館。


<< Admission prices (入館料金) >>
Adults (大人) : 1,400 HUF
All youths aged 6 - 14 (6歳~14歳) : 700 HUF
EU citizens between 6 - 26 (6~26歳までのEU加盟国民) : 700 HUF

EU citizens between 62 and 70 years (62歳~70歳までのEU加盟国民) : 700 HUF
Children under 6 (6歳以下の子供) : free (無料)

※写真撮影 : 300 HUF、ビデオ撮影 : 1,500 HUF

<< How to get there (行き方) >>
Address (住所) : Dózsa György út 41, 1146 Budapest

http://www.szepmuveszeti.hu/web/guest/latogatoiinfo/megkozelithetoseg (洪・英)

+ Metró (地下鉄) +
Hősök tere :
M1 (Yellow line)

+ Autóbusz (バス), Trolibusz(トローリー・バス) +
Autóbusz (バス) : No.20E, 30, 105 / Trolibusz (トローリー・バス) : No.75, 79


ブダペストの地下鉄(M1)ってロンドンに次いで、ヨーロッパで2番目に古い地下鉄なんだって。で、1995年に開通100周年を記念して、当時の姿を復元したってことで、乗るのを楽しみにしてたんだけど、期待に違わず、駅の看板もホームも電車もめっちゃ可愛い!!

壁は白のタイルで、上下に臙脂のレンガでアクセントをつけてて、駅名の表示も白の大きめなタイルに、臙脂で表記。駅名の周囲の枠も可愛くデザインされてて、設置されてるベンチも臙脂の板とベージュの板を交互に嵌めこんで作られてるの。

柱や駅舎もとっても凝ってて(使われてなかったけど)、レトロ感溢れた、ほんとに素敵な路線だったよ。どうせなら、他の2路線もこういう風にすればいいのにね。同じ乗るんだったら、絶対こっちの方が楽しいもん。そういや、全然関係ないけど(元社会主義繋がり?)モスクワの地下鉄にはシャンデリアがあるんだって。凄いね。


◆ Magyar Állami Operaház (国立オペラ劇場) ◆
http://www.opera.hu/ (洪・英)

<< How to get there (行き方) >>
Address (住所) : 1061 Budapest Andrássy út 22.

+ Metró (地下鉄) +
Opera :
M1 (Yellow line)

+ Autóbusz (バス), Trolibusz(トローリー・バス) +
Autóbusz (バス) : No.4, 4E (Opera下車) / Trolibusz (トローリー・バス) : No.70, 78 (Andrassy ut下車)


Magyar Állami Operaház(国立オペラ劇場)を書いたのは、単にSzépmûvészeti Múzeum(西洋美術館)の最寄駅からMagyar Állami Operaház(国立オペラ劇場)最寄駅まで地下鉄を利用したから。そして、この近くのカフェに行きたかったから、ここで降りたわけです。

何度も言うけど、何せ暑くて、小まめに水分を補給しないと、熱中症で倒れちゃう。ペットボトルは持ち歩いてたけど、それじゃ全然足りない。それに冷たい飲み物がほしくなるしね。妹はオレンジジュース、私はグレープフルーツジュースを注文し、ケーキは半分こ。

暑くても寒くてもケーキは食べます。私たち姉妹は甘いものを食べるのに、まったく天候や気候には左右されないのです。って、大威張りで言うことかってね(笑) しかし、ここで失敗。妹が頼んだオレンジジュースがめっちゃ高かったんだよねー。

私のグレープフルーツの約2倍。何やら特別なオレンジ100%ジュースだったらしく、メニューをきちんと見ずに決めちゃったから、こういうことになったんだよ。お姉さんが注文を取りに来るのが早くて、焦って注文しちゃったの。あとでレシート見てびっくりだよ。

そのせいで、軽くどこかで夕食を食べようという計画はなし。ハンガリーの通貨、Forint(フォリント)って何時まで使えるかわかんないから(もうEUに加盟してて、将来的にユーロに変わっちゃうから)、余らせても仕方ないからさ。全部使い切ろうって思ってたの。

だから、この辺から残額を計算しながら、お金を使ってて、このときも大体このくらいって推測して注文して、そしたら安いところでなら、夕食も外で食べられるって思ってたのよ。でも意外な金額に、いくら安いレストランって言っても、とっても足りなくて、西駅地下にあるスーパーで残りのお金を全部使い切る計画に変更。


◆ Muvész Kávéház (ミューヴェース・カーヴェーハーズ) ◆
http://muveszkavehaz.hu/ (ハンガリー語)

<< Opening Times (営業時間) >>
Hétfő - Szombat (月~土) : 9.00 - 24.00
Vasárnap (日) : 10.00 - 22.00

<< How to get there (行き方) >>
Address (住所) : 1066 Budapest Andrássy út 29.

+ Metró (地下鉄) +
Opera :
M1 (Yellow line)

+ Autóbusz (バス), Trolibusz(トローリー・バス) +
Autóbusz (バス) : No.4, 4E (Opera下車) / Trolibusz (トローリー・バス) : No.70, 78 (Andrassy ut下車)


実はスーパーに行く前に、この日はSzent István bazilika(聖イシュトバーン大聖堂)でパイプオルガンのコンサートがあったのよ。最初、その案内をもらったときは無料だと思ったんだけど、有料でさ。しかも割と高かったから、行きたかったんだけど、迷った結果、断念。

でも近くにいたら、パイプオルガンの音が漏れ聴こえてこないかしら、なんて、しばらく教会の傍で頑張ったんだけど、相当壁が分厚いのか、チラとも聴こえず(正面なら聴こえたのかもしれないけど、正面は直射日光が射してて灼熱地獄だったの…)、諦めてスーパーに向かったよ。

スーパーでは…2時間くらい粘ったかなぁ(笑) 何でそんなに時間がかかったかというと、フォリントを全部使いきるために何度も何度も計算してたから。でもレストランだと足りない金額でも、スーパーだとかなり色んな物が買えて、思ったより豪華な食事ができたよ。

デザートも買えたし。実はずっと気になってたハンガリー名物の、裏ごしした栗に味付けして、生クリームを乗せたGesztenyepüré(ゲステニェピュレー)。モンブランも栗きんとんも大好物さっっ!! だから最初から密かに食べたみたいなって思ってたんだよね。

でも、念願叶って食べたGesztenyepüré(ゲステニェピュレー)は、スーパーのだったからか、あんまり美味しくなかった。というか、全然甘くなかったんだよね。どちらかというと、酸味があった気がする。でも、もしかしてGesztenyepüré(ゲステニェピュレー)ってそういうもんなの?甘いのを期待した私が間違ってたってこと!?


◆ Gesztenyepüré (ゲステニェピュレー) ◆
http://chiliesvanilia.blogspot.com/2007/11/gesztenyepr.html (ハンガリー語)


ブダペストからウィーンへは陸路で。ÖBB(オーストリア連邦鉄道)はサイトで事前にチケットを買えるけど、MÁV Zrt(マーヴ鉄道)はハンガリー語しか対応してないし、どうやらサイトからは予約できなかったので、2日前にNyugati pu.(西駅)で買ったんだけど、無愛想なおばちゃんが親切に(←ここ、重要)対応してくれたよ。

値段も事前に買うのと直前に買うのと変わんなかったしね。ちなみにブダペスト⇔ウィーンはKeleti pu(東駅)発、Wien Westbahnhof(ウィーン西駅)に着きます。時間は3時間弱…しかし、あくまでヨーロッパの電車ってことを念頭に置いておいてね。どういう意味かって?意味なく遅れるってことだよ。


◆ MÁV Zrt (マーヴ鉄道) ◆
http://www.mav.hu/ (ハンガリー語)

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世界1周バイヤーにクリックして下さった方、ありがとうございました。残念ながら、今回は1次審査にはパスしなかったけど、またこういう機会があったら、チャレンジしようと思います!
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