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英国ロンドンを中心に、周辺ヨーロッパ都市の情報をあれこれと。グルメや観光名所からパブやバー、クラブ、果ては季節のイベントや、知っておくと便利な情報等、多岐に渡って紹介。目指せ、日本版TimeOut!!
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「Terminator Salvation(ターミネーター・サルベーション)」を見てきました。まったく期待はしてなかったけど、まぁどうしようもなかった前作よりはマシだろうなと思ってさ。主演はクリスチャン・ベールだし、お父さんのカイル・リースも出るし。前作よりは頑張ってる感じが伺えたので。

でもさ、やっぱり微妙だよね。まぁ前作よりはマシではあったけど、でもそれだけ。結局ターミネーター・シリーズってジェームズ・キャメロンの映画だから、彼が撮ってこその映画であって、彼の手を離れた時点で、それはもう完全に別の映画だよね。

前作からはもうターミネーターじゃない。だって2では未来に希望があって、もしかして未来を変えられたのかな?スカイネットの反乱は阻止できたのかな?って思ってたのに(サラが“No fate(運命じゃない)”って言ってたじゃん)、3では結局何をしても運命は変えられないって何じゃそりゃ。

じゃあ2は一体何だったわけ?サラの“No fate(運命じゃない)は”?まったく意味ないじゃん。2のストーリーぶち壊しだよ。サラ役のリンダ・ハミルトンが「3にはドラマがない」って降板した理由がよくわかる。3の最後で審判の日が避けられなかったとき、はぁ?ってなったもんね。

あまりの下らなさにびっくりしたよ。ほんとに全然、まったく面白くなかった。で、今回はそれよりはマシだったとはいえ、やっぱり2までのターミネーターではないからさ。面白くはなかったね。クリスチャン・ベールのジョンはまだいいとして、カイル・リースが気に食わん。

カイル役を演った子って、前に見た「スタートレック」の映画にも出てて(ひどいロシア訛りを話す子)、最初は知らなかったんだけど、顔を見たときに、あれ?あの子じゃない?って気づいて、映画のあとで調べたらやっぱりそうだった。

別にね、彼自体はいいとも悪いとも思ってないけど、カイルではないなぁ。まぁほんと別モノだからしょうがないんだけど。私の中のカイル・リースはマイケル・ビーンだから、やっぱね、弱いんだよ。インパクトというか、印象というか、彼が演じるカイル・リースのキャラクターが薄い。

それに年齢が低いから仕方ないんだけど、ちょっと子供子供しすぎてて辛い。それとあんまり切羽詰まった感もないし。ほんとに機械に支配されてる世界なんですか?全然悲愴感や追い詰められてる感が伝わらなかったんだけど。

元々のカイル・リースって、現実世界では常にロボットの襲撃に怯えて緊張の連続で心が休まるときなんかほとんどなくて、眠るときすらまともに横になって眠れないような過酷な環境で生きてて、そんなカイルの唯一の心の支えがサラで、だからこそ過去へタイムトラベルしてサラを守るって任務に志願したわけでしょ。

だからカイルってとても切なくて、常にピンと張りつめてる様子がすごく痛々しい。手を差し伸べたくなるけど、その手すら素直に取ろうとしない。どこまでも戦士であろうとする姿が悲しくて、でもだからこそ惹きつけられる。サラもそういうカイルだから恋に落ちたんだと思う。

なのに、この映画のカイルは何?悲愴さの欠片も感じられなかったんだけど。大変な世界にいるんだろうけど、今一その大変さが伝わらない。それにさ、今更カイルって必要なの?だってもうジョンは産まれてるんだよ。カイルが死のうが生きようが関係なくない?

あんなに必死にカイルを助けるためにスカイネット本部にジョンが乗り込む必要なんてないんだよ。ジョンはもう産まれて、生きてる。カイルがここで死んだからってジョンが死ぬことはないんだよ。今のカイルはもう重要じゃない。

それにさ、マーカスがジョンに心臓をあげるのもワケがわからん。マーカスって確かに体は機械だけど、彼は人間でしょ。人間だってみんなが認めたんだよね?じゃあ何でマーカスがジョンのために犠牲になるの?Simon(サイモン)が“Ridiculous(馬鹿げてる)”って言ってたけど、ほんとそうだよ。

私はてっきりジョンが死ぬんだと思ってたもん。だから自分のジャケットをカイルに託したんだと思ってた。なのに、マーカスが自分の心臓を提供するとか言いだして、何で?じゃあ何でジャケットあげたんだよ。もうね、下らない。

ここまで来ると、もう何でもいいっていうか、どうでもいい。何でも好きにすればって感じ。まだ続編作る気らしいけど、これ以上作る意味あるのかな。全然面白くないのに。やっぱターミネーターは2までだよ。あとのは時間とお金の無駄だな。


◆ Terminator Salvation (ターミネーター・サルベーション) ◆
http://terminatorsalvation.warnerbros.com/ (英語)

http://www.sonypictures.jp/movies/terminatorsalvation/ (日本語)

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前回の「Monsters vs Aliens(モンスターVSエイリアン)」のブログで言ってたとおり、やっぱり次の映画は「Star Trek(スター・トレック)」でした。Simon(サイモン)は「Coraline(コラライン)」を見るつもりだったらしいけどね。

映画を見に行こうって言われたときに、私が「Star Trek(スター・トレック)?」って訊いたら、「そうだった。Star Trek(スター・トレック)があったんだった。すっかり忘れてた」ってことで、「Star Trek(スター・トレック)」に決まり。

「Coraline(コラライン)」もまぁ見てもよかったけど、前回もアニメだったし、正直なところ断然「Star Trek(スター・トレック)」の方が見たかったからさ。

「Star Trek(スター・トレック)」はちょうど映画が公開されたから、この前テレビで「新Star Trek(スター・トレック)」シリーズの映画がやってて、それを見たんだけど、新シリーズにはミスター・スポックがいないから、あんまり面白くなかったよ。ストーリーも最後ちょっと納得いかなかったし。

何かね、そういう問題じゃないって言うか。まぁ別にいいけど。ってなわけで、旧シリーズの「Star Trek(スター・トレック)」は1度も見たことがないんだけど、ミスター・スポックだけは有名だからね。知ってたんだよ。子供のときに初めて彼を見たときは、何で彼の耳は尖ってるんだろうって不思議だった(笑)

そりゃ地球人じゃないからなんだけど。まぁ正確には地球人とバルカン星人のハーフ…というのは今回の映画で初めて知った。バルカン星人って論理的な種族で、だからスポックも基本的には論理的なんだけど、地球人の血も入ってるから、たまに感情がコントロールできなくなって爆発することもある、ということで、今回彼は子供のときと、大人になってからカークに挑発されて2回、ブッチ切れてた。

2回目なんて、ほんともう少しでカークを殺すところだったよ。っつーか、いい加減誰か止めろよってね。ギリギリでお父さんが声かけて、スポックが我に返ったけど、それまでみんなただ黙って見てるだけ。スポックを信頼してたからなのか何なのか、にしても遅すぎじゃね?とちょっと思った。

それにしてもこの映画、見てるときはぜんっぜん気づかなかったけど、色んな俳優が出てたのね。ウィノナ・ライダーに、エリック・バナ、カール・アーバン。えー!一体どこで?誰を演じてたの!?ってあとで調べて、ようやくわかったっていう。

特にエリック・バナ。顔が、顔が全然違うよーっ!! 髪の毛がないと、こうも人相って変わるものなのね。いやまぁ知ってたけどさ。でも実はこれまでエリック・バナってそんなにタイプではなかったんだけど、顔に多少お化粧?(笑)してたからかもしれないけど、格好よくってさ。意外に整った顔してたんだなぁって再認識。

たまに髪の毛あるより、ない方が格好いいって人いるよね。ショーン・コネリーとかさ。私は若いときのジェームズ・ボンドの彼より、断然今の彼の方が好きだもん。めっちゃ格好いいよね。だからエリック・バナもそうなのかもね。私にとってはってことだけど。

主演のカークを演じたクリス・パインは思ったより可愛かったよ。タイプではないけど。でもカークもスポックも、実のところ子供時代を演じた子役の方が好きだったな(笑) どっちも可愛かった♪♪ でもそれより何より嬉しかったのが、オリジナルのスポックを演じたレナード・ニモイが同じくスポック役で出てたこと。やっぱスポックは彼ですよ。今回スポックを演じたザカリー・クイントもよかったけどね。

映画はなかなか面白かったよ。何てったって娯楽超大作。ストーリーの矛盾なんて何のその。娯楽超大作にストーリーの緻密さを求めてはイケマセン。説明されてないワケがわかんないところが多々あるけど、それが娯楽超大作というものでしょう!(笑) とにかく結末はハッピー・エンドに決まってるんだから、気楽~に肩の力を抜いて楽しむのが定石。


◆ Star Trek (スター・トレック) ◆
http://www.startrekmovie.com/ (英語)

http://www.startrekmovie.com/intl/jp/ (日本語)

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次に映画に行くなら「スター・トレック」かなーなんて思ってたら、「Monsters vs Aliens(モンスターVSエイリアン)」でした。これは3Dアニメで、私はアニメも大好きなんで(アイス・エイジとかシュレック、マダガスカルなんて最高に面白いよ)、これも楽しみにしてたんだけど、普通に面白かったよ。

すっごく面白い!!って声を大にして言うほどではなかったけど、ドリーム・ワークスだからね。外れはないよ。でも私はドリーム・ワークスだったら、「シュレック」と「マダガスカル」の方が好きだな。「アイス・エイジ」は20世紀フォックスか。

もうすぐ「アイス・エイジ3」が公開だね。で、「マダガスカル2」はもう公開してんのか。何てこと…!! だったら、「マダガスカル2」の方がよかったわ。気づかなかった…。「マダガスカル」のペンギンズが大好きなの。もちろん主役の4頭も好きだけどね。でもペンギンズの面白さ、可愛さって言ったら…!!

ああでも「ウルヴァリン」も公開してたのね。これもまた気づかなくって、映画館に行って初めて知ったという。見に行きたいけど、見に行けるかどうか。、「マダガスカル2」も見たいけど、行く暇があるかどうか。そうこうしてるうちに「スター・トレック」も公開するだろうしね。これはたぶん行くでしょう。

初「スター・トレック」だわ。ドラマ1回も見たことないんだよねー。ミスター・スポックは知ってるんだけど。でもそれくらい。「スター・ウォーズ」は好きで、全部見たんだけどね。って、これは映画(笑)

って、全然「Monsters vs Aliens(モンスターVSエイリアン)」の話してないじゃん…!! っつーか、これアニメだしねー。普通に面白かった、としか…。あ、でもやっぱりエイリアンは敵なのねって思った。モンスターがヒーローで、人類の味方をして侵略してきたエイリアンと闘って、地球を救うわけです。

まぁこのエイリアンもけっこう可愛いというか、面白いんだけど。だから最後やられちゃうのがちょっと可哀想。ちなみにエイリアンはタコです、タコ。大昔考えられてた火星人だね。って、そんなの公式見ればわかるか。それにしてもモンスターがあんまり可愛くなかったのが、ちょっと残念。

「モンスターズ・インク」のモンスターはみんな可愛かったのになぁ。今回のモンスターはコオロギ博士はまぁまぁ…でも結局コオロギだしねー。今回何だか昆虫系が多い気がする。はっきり言って昆虫は好きじゃねんだよ、私。


◆ Monsters vs Aliens (モンスター VS エイリアン) ◆
http://www.monstersvsaliens.com/ (英語)

http://www.mon-eri.jp/ (日本語)

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春なのでテンプレのデザインを春らしく変えてみました。いちごモチーフ大好きだし(笑) 私の金子コレクションをよーく知ってる妹はパソコンの前で大きく頷いてるだろうね。

さてさて、またまた映画を見に行ってきました。今度は「Watchmen(ウォッチメン)」。何やらアメリカでは週末2人に1人が「Watchmen(ウォッチメン)」を見てるとか。ほんとかよ。そこまでする映画じゃないと思うけどね。元はアメリカン・コミックスで、それを「300(スリーハンドレッド)」の監督が映画化したんだけど、けっこう場面があっちこっちに飛ぶから、コミックスを読んでればともかく、英語が今一つどころか二つ、三つな私は最初の方は何が何だかさっぱりで、ほとんど話に付いていけず、ちょっとイライラしたよ。

でもまぁそのうちにだんだん登場人物も把握して、少しずつ内容も掴めてきたんだ・け・ど。あのさぁ、この映画ってR18指定(日本ではR15。何で?)なんだよ。私、それ知らなくって見てたら、セックスシーンはともかくとして、暴力シーンがグロい。グロすぎる。っつーか、別にそこまでやる必要ないじゃんってくらい無駄に残酷なんだよね。おかげで何シーンか、とてもじゃないけど見れなくってさ。

マンガを忠実に映画化したから、そういうシーンがあるらしいんだけど、映画とマンガは全然違うじゃん。そこまで馬鹿正直に再現する必要あったの?って思う。別にそんなシーンを入れなくても話はわかるしさ。映画そのものにそんな影響ないでしょ。とりあえずあんな残酷な映画、子供に見せちゃダメだと思うよ。ほんと日本では何で15なんだろ。R18にすべきだよ。最近色んな犯罪があるっつーのに悠長なことだね。

あとねー、映画が長い。長すぎ。別に指輪みたいに面白ければいいけど、あの内容で3時間はキツいよ。途中、まだ終わんないのかって思ったもんね。飽きてきた。映画そのものに。マンガはどれだけ面白いのか知らないけど、3時間は要らない。2時間で十分だよ。私、基本的にアメコミ映画って好きなんだけど、これは今一で残念。

でもね、Adrian Veidt(エイドリアン・ヴェイド)役のMatthew Goode(マシュー・グード)。映画を見てるときから格好いいなーって思ってたんだけど、そのときは名前とか全然わかんなくて、後日この記事書くために公式サイトとか見たところ、Matthew Goode(マシュー・グード)って名前がわかり、あれ?もしかしてこの人…って思ったら、やっぱりジョナサン・リース・マイヤーズさん主演の「マッチポイント」に出てた人でした。こんな大作に出るなんて、ずいぶん出世したなぁ。でも私は「マッチポイント」のときの方が好きだけどね。

それと、“コメディアン”は「スーパーナチュラル」のお父さんです。どっかで見た顔だなーって思ってて、これまた後で名前がわかったとき、あれ?もしかして…って思ったんだよね(笑) そしたらやっぱりそうだった。「スーパーナチュラル」のときは家族思いのいいお父さんだったのにねー。「Watchmen(ウォッチメン)」ではすっかりヤなヤツに。しかも冒頭で殺されちゃうし。

あと個人的に“ロールシャッハ”が好きだったな。素顔が割と好み。だから俳優はけっこうよかったんだけどなー。映画があれで残念ですな。って、大作って大抵そうか。


◆ Watchmen (ウォッチメン) ◆
http://watchmenmovie.warnerbros.com/ (英語)

http://www.watchmenmovie.co.uk/intl/jp/ (日本語)

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3月も終わりに近づいて、ようやく3月の記事に突入だよ。2月もけっこう書くことあったからなぁ。この調子で実際の日に追いつけばいいんだけど。がんばろう。

さてさて、久しぶりに映画を見に行ってきました。今、話題のアカデミー賞最多8部門受賞した「Slumdog Millionaire(スラムドッグ・ミリオネア)」。アカデミー賞のときにやたらとテレビでダニー・ボイル、ダニー・ボイル言ってたから、きっとダニー・ボイルがオスカーを獲ったんだろうなって思ってたんだけど、その時点では「Slumdog Millionaire(スラムドッグ・ミリオネア)」にまったく興味もなかったし、どんな映画かも知らなかったのね。

しばらくして妹と喋ったときに映画の話になって、妹が今見たい映画は「Slumdog Millionaire(スラムドッグ・ミリオネア)」と「Benjamin Button(ベンジャミン・バトン)」って言ってて、「Benjamin Button(ベンジャミン・バトン)」はまぁブラッド・ピットの映画だから私もそれなりに知ってたけど、「Slumdog Millionaire(スラムドッグ・ミリオネア)」はさっぱりだったから、そこで初めてストーリーとか映画について教えてもらったんだよ。

で、そのあと計らずも「Slumdog Millionaire(スラムドッグ・ミリオネア)」を観ることになって、まぁ元々ダニー・ボイルの映画は好きだったから、たぶん面白いだろうなって思ってたけど、実際に見てみたら、予想以上に面白くていい映画でさ。有名俳優なんて誰も出てない(ほとんどボリウッド映画だから)、低予算、でも面白くてどんどん映画に引き込まれたよ。

日本では4月18日から公開なので、時間があったらぜひぜひ見てみて。最高の映画ではないけど(私にとってはね)、素晴らしい映画には違いないから。それにジャマールの兄サリーム役のマドゥル・ミッタルが格好いいのー! ルックスそのものは濃いから全く私のタイプではないんだけど、見てるうちに何故かどんどん格好よく見えてくるんだよね。最後にはすっかり惚れてたよ(笑) ラティカ役の子も3人ともとっても可愛かったし。ジャマールは子供2人の方がよかったな(笑)

それにしても私も“She is my destiny(彼女は僕の運命)”って言われたいねー。こんな恋愛、現実にはありえんって思うけど、それでもやっぱり素敵だなって思うわけよ。1人の人をずっと想い続けるっていいよね。あ、それと最後のダンスシーンも素晴らしいので、最後までちゃんと見てね。子役のジャマールとラティカのダンスもめっちゃ可愛いし。


◆ Slumdog Millionaire (スラムドッグ・ミリオネア) ◆
http://www.slumdogmillionairemovie.co.uk/ (英語)

http://slumdog.gyao.jp/ (日本語)

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世界1周バイヤーにクリックして下さった方、ありがとうございました。残念ながら、今回は1次審査にはパスしなかったけど、またこういう機会があったら、チャレンジしようと思います!
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