彼はこのとき新しいフラットを探し中で(前のフラットは大家さんが変わったから出て行かなきゃいけなくなったの。こういうことはイギリスではよくある。そのたびに迷惑被るのはテナントなんだから困るよね)、ロンドン外の弟?兄?の家に居候してたから、来るの大変だろうなぁって思ってたんだけど、やっぱりそうだったみたい。
後日新しいフラットに引っ越したってメールが来たけど、やることがいっぱいで凄く忙しいって書いてあった。だから色んなイベントにも参加する時間がないって。新しいフラットはまたSouth Kensington(サウス・ケンジントン)らしいんだけど、引っ越しってほんと大変だよね。
だから私もフラットを探してるとき、すぐにまた引っ越さなくてもいいように自分の納得いくまで探したからね。だから時間がかかったんだけど。でもおかげでめっちゃくちゃ満足してるよ。ここよりいい家はないんじゃないかってくらい(笑) 部屋もエリアも家賃も申し分なし。素晴らしいですよ、マジで。
それはともかく話を戻してコンサートだよ。例によってDavid(デヴィッド)から誘われた時点では、一概にクラシック・コンサートって言っても、どんな形式のコンサートなのか全然わからなかったわけ。前回みたいに三重奏なのか、クリスマスのときみたいにオーケストラなのか。それともまた別の形式のコンサートなのか。でも何かしら楽器を使うコンサートだろうと単純に考えてたら、今回は…合唱でした。
伴奏一切なしの本当に声のみ。三重奏に引き続き、合唱のコンサートも初めてだったけど(ほら、クラシックには疎いから)、素晴らしかったよ。声が、もう全員信じられないくらい美しい声なの。何でそんな声出せるの?ってくらい、特に女性は全員天使の歌声だったよ。とってもとっても綺麗だった。声が透きとおってたよ。
もうね、鳥肌が立ったもん。あまりに透明で綺麗な声すぎて。某国民的グループみたいに音が狂うこともなく(当たり前!)、まるで伴奏があるみたいに完璧な合唱だったよ。心が洗われるってこういうことを言うんだなって思った。いい音楽を聴くと、心の栄養になるよね。David(デヴィッド)には毎回毎回ほんとに感謝だよ。
それに彼って趣味がいいと思う。誘ってくれるコンサートはどれも素敵だもん。イベント屋のGordon(ゴードン)もよくクラシック・コンサートを企画してるけど、何となくイメージだけど、David(デヴィッド)が誘ってくれるコンサートの方がクオリティが高い気がするなぁ。
まぁGordon(ゴードン)の方のコンサートにはまだ行ったことがないから何とも言えないけど。たまに行ってみようかなぁとも思うんだけど、ちょっとこういうのに1人だと…って思ってさ。習い事とかだと1人でもいいけど、クラシック・コンサートに1人ってやだよね(笑) まぁ友達誘えばいいんだけどさ。
◆ Eaton Square Concerts (イートン・スクエア・コンサート) ◆
http://www.eatonsquareconcerts.org.uk/ (英語)
Date (開催日) : 19th March 2009 (2009年3月19日)
Time (時間) : 7.30pm (午後7時30分~)
Venue (会場) : St Peter's Eaton Square (セント・ピーターズ・イートン・スクエア)
Consortium (コンソーティアム)
Sopranos (ソプラノ) : Zoe Brown, Amy Haworth, Katy Hill, Emma Walshe
Altos (アルト) : Catherine Backhouse, Caroline Trevor
Tenors (テノール) : Matthew Beale, Ben Breakwell, George Pooley
Basses (バス) : Benjamin Davies, Jimmy Holliday, Alexander Learmonth
Director (指揮者)
Andrew - John Smith (アンドリュー・ジョン・スミス)
Programme (曲目)
"Four Weddings and a funeral (4つの結婚式と1つの葬式) "
Music from the Court of Philip Ⅱof Spain
<< How to get there (行き方) >>
http://www.eatonsquareconcerts.org.uk/?id=visiting (英語)
+ Tube (地下鉄) +
Victoria Station(ヴィクトリア) : Circle, District and Victoria lines(サークル、ディストリクト及びヴィクトリア・ライン
+ Bus (バス) +
No.2, 16, 36, 82, 148, 436 : Marble Arch(マーブル・アーチ) - Wilton Street(ウィルトン・ストリート)
No.8 : Tottenham Court Road(トッテナム・コート・ロード) or Oxford Circus(オックスフォード・サーカス) - Wilton Street(ウィルトン・ストリート)
No.38 : Tottenham Court Road(トッテナム・コート・ロード) or Piccadilly Circus(ピカデリー・サーカス) - Wilton Street(ウィルトン・ストリート)
No.73 : Tottenham Court Road(トッテナム・コート・ロード), Oxford Circus(オックスフォード・サーカス) or Marble Arch(マーブル・アーチ) - Wilton Street(ウィルトン・ストリート)
またまたDavid(デヴィッド)が誘ってくれて、今度はクラシック・コンサートに行ってきました。と言っても、Proms(プロムス)みたいに大きなコンサート・ホールで壮大なオーケストラ、ではなく、Victoria(ヴィクトリア)近くにある教会でのピアノとヴァイオリンとチェロの三重奏の室内楽曲のコンサート。
私、ピアノ三重奏って初めてで、最初David(デヴィッド)に誘われたときも全然わかってなかったんだけど、ただ演奏曲目がBeethoven (ベートーベン)とTchaikovsky (チャイコフスキー)だったから、興味を引かれて行くことにしたんだよね。私、Beethoven (ベートーベン)って割と好きなの。Tchaikovsky (チャイコフスキー)は、この人の曲を聴いた、ちゃんとした記憶がなくって、もしかしたら小学校の音楽の授業で聴いたかもしれないけど、よく覚えてないんだよね。なので、今回がいい機会だと思って。
7時半開始で、7時15分に教会のドアのところで待ち合わせって言われて、会場である教会が地下鉄の駅からもバス停からも、ちょっと行きにくい場所にあったから、迷うといけないと思って早めに家を出たんだけど、その危惧が見事的中。事前にちゃんと地図で場所を確認したんだけど、夜だったこともあってどっちがどっちだかさっぱりわからない。
目的のバス停で降りれたのはいいけど、結局右往左往した挙句、Victoria Station(ヴィクトリア・ステーション)の方まで行っちゃって、いや、地図ではVictoria(ヴィクトリア)まで行かなかったはず、と思って、また引き返して。早めに着いたからよかったけど、それでも時間はどんどん迫ってきて、とりあえず地図で確認した方向へ歩いていったら、バス停があって、そこの地図で場所を確認し、ようやく辿り着けました。
でも一応弁解しておくと、わからないながらも、ちゃんと近くまで行ってたんだよ。きっと明るかったから、すぐに辿りつけたはず。と思う。だって私は地図の読める女…!! それについ最近Tさんから地図を読む極意を教わったし。なるほどな、とそのときすごく納得。
それはともかくとして。教会に辿り着いたとき、ちょうど待ち合わせ時間の7時15分。あまりに日本人な自分に、内心で拍手喝采したよ。David(デヴィッド)はまだかな?なんてふいっと中を覗いてみたら、すでに彼は来てました。他に女性が2人。1人は初めて会う、ちょっと年配の女性で、もう1人は何とシルヴィア…!! まさか土曜日に引き続き、早速また会えるとは。
彼女、とてもいい子そうだったから、また会いたいなぁなんて思ってたんだけど、話してみたらやっぱりとてもいい子だった。たぶん、私より年下だと思うけど、もしかしたら年上だったらどうしよう。いや、彼女の話から考えて、多少多めに見積もったとしても、それでも私より年下なはず。彼女、イギリスに4年住んでて、今は大学の受付で働いてるんだって。
親友のMは何かとドイツ人に縁があるんだけど、私はイタリア人に縁がある気がするなぁ。何となくだけどね。3年前に最初にイギリスに来て仲良くなったのもイタリア人だったし(彼女もすごくいい子だった)、今回のシルヴィアにしても、最初の出会いから今回で3回目で初めてまともに会話したけど、何回顔を合わせても話さない人とは話さないだろうし、そもそも今までは挨拶だけだからね。
しかも、こっちの人にとっては区別のつかない東洋人の顔なんて覚えてない可能性の方が高いのに、シルヴィアは私のことをちゃんと覚えてたし(逆に私の方がよく覚えてなかったくらいで(汗) ごめんね、シルヴィア)、結局9月に初めて会ってから2ヶ月かかったけど、会話するまでになったからね。それってやっぱり何かしら彼女と縁があったのかもって。
だってシルヴィアはたぶん、はっきりとは確認してないけど、Mのことは覚えてないんじゃないかな。David(デヴィッド)がMの話を持ち出したときも反応なかったし、土曜日のDavid(デヴィッド)主催のパーティでもシルヴィアは私には“ガーデン・パーティで会ったよね”って話しかけてきたけど、Mとは話してないし。一緒に写真まで撮ってたのにね。
David(デヴィッド)が参加者の写真をバシャバシャ撮ってて、ちょうど近くにいたMとシルヴィアと他2人で写真撮ってたんだよ。私はそのとき椅子に座ってて、少し離れたところから見てたんだけど、そのあと別にMとシルヴィアが会話することもなく、それだけだったからさ。まぁ単に偶然かもしれないけど、こっちに来てからちょっとスピリチュアルなんで、ふとそうかなぁって思ったの(笑)
話をコンサートに戻して、初めてのピアノ三重奏は本っ当に素晴らしかった。Proms(プロムス)に引き続き、今回も鳥肌が立ったよ。どっちも曲もとても綺麗で優雅で優美で最高だった。やっぱBeethoven (ベートーベン)好きだわ。彼の音楽は本当に偉大だね。
Tchaikovsky (チャイコフスキー)は曲が短調だから、出だしがちょっと悲しげな感じで、明るい長調の方が好みな私は、Beethoven (ベートーベン)のが好きだなぁって思ったんだけど、演奏していくうちに甲乙つけがたいほど、こっちも素晴らしくて。今まで短調って暗いイメージしかなかったけど、短調もいいんだなぁって認識を改めたよ。
それに演奏者もすごく上手だった。クラシックに詳しくないから全然知らなかったけど、またこの人たちの演奏聴きたいって思ったもん。それと他の室内楽曲も聴いてみたいって。三重奏とか四重奏とか。今までクラシックって言ったら、オーケストラとかピアノしか聴いたことなかったから、三重奏がこんなに素晴らしいものだって知らなかったよ。
オーケストラもいいけど、三重奏だと楽器が3つしかないから、それぞれの音がはっきり聴こえて、しかも3つの音が完璧に調和してて、本当に美しいんだよね。ヴァイオリンとかチェロの音色があんなに綺麗だと思ったの初めて。もちろんピアノも素晴らしかったよ。
たった15ポンドで(もしかしたら10ポンド。でもどうしたら値引きされるのか、よくわかんないんだけど)、これはとってもお得だと思う。だって本当に凄かったんだもん。しかも私はDavid(デヴィッド)が招待してくれたからタダだったし。だからDavid(デヴィッド)にはほんと感謝。こんないいものに誘ってくれて本当にありがとう。行ってよかった。いい音楽を聴くと、すごく心が洗われるね。
◆ Eaton Square Concerts (イートン・スクエア・コンサート) ◆
http://www.eatonsquareconcerts.org.uk/ (英語)
Date (開催日) : 6th November 2008 (2008年11月6日)
Time (時間) : 7.30pm (午後7時30分~)
Venue (会場) : St Peter's Eaton Square (セント・ピーターズ・イートン・スクエア)
Player (演奏者)
Leslie Howard (レスリー・ハワード) : piano (ピアノ)
Benjamin Nabarro (ベンジャミン・ナバロ) : violin (ヴァイオリン)
Matthew Sharp (マシュー・シャープ) : cello (チェロ)
Programme (演奏曲目)
Ludwig van Beethoven (ベートーベン) : Piano Trio No.7 in B flat major, Op.97 "Archduke" (ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 作品97 「大公」)
Pyotr Ilyich Tchaikovsky (チャイコフスキー) : Piano Trio in A minor, Op.50 "In Memory of a Great Artist" (ピアノ三重奏曲イ短調 作品50 「ある偉大な芸術家の思い出のために」)
<< How to get there (行き方) >>
http://www.eatonsquareconcerts.org.uk/?id=visiting (英語)
+ Tube (地下鉄) +
Victoria Station(ヴィクトリア) : Circle, District and Victoria lines(サークル、ディストリクト及びヴィクトリア・ライン
+ Bus (バス) +
No.2, 16, 36, 82, 148, 436 : Marble Arch(マーブル・アーチ) - Wilton Street(ウィルトン・ストリート)
No.8 : Tottenham Court Road(トッテナム・コート・ロード) or Oxford Circus(オックスフォード・サーカス) - Wilton Street(ウィルトン・ストリート)
No.38 : Tottenham Court Road(トッテナム・コート・ロード) or Piccadilly Circus(ピカデリー・サーカス) - Wilton Street(ウィルトン・ストリート)
No.73 : Tottenham Court Road(トッテナム・コート・ロード), Oxford Circus(オックスフォード・サーカス) or Marble Arch(マーブル・アーチ) - Wilton Street(ウィルトン・ストリート)
大家さんも日本が好きで、日本の文化にも詳しいから、私のことを「さん」付けで呼ぶの(日本語は話せません)。だから私も大家さんを「さん」付けしてるんだけど。でも最初は日本人以外から「さん」付けで呼ばれたことがなかったから、「〇〇さん」って呼ばれると、つい「はい」って日本語で返事をしちゃって、慌てて「Yes」って言いなおすことが何回もあったよ。今はもう慣れたけどね。
大家さんは指揮者で、元々はハンガリー出身のユダヤ人。ハンガリーで戦争があったか何かでハンガリーにいられなくなって、イスラエルに移住したんだとか。そのあとイギリスに来て、指揮者として最初に職に就いたのがスイスだったので、今度は一家でスイスに引っ越したんだって。だからスイスにも家があるの。お金持ちだよね。
しかも指揮者だから、しょっちゅう海外を飛び回っててめちゃくちゃ羨ましい。特に年末の今はコンサート・シーズンだから、ほんと色んな国に行ってるよ。で、演奏旅行から戻ってくるたびにスイスチョコレートをお土産にくれるの。嬉しい♪
今回もまたしばらく演奏旅行に出かけるんだけど、今度はヨーロッパの数ヵ国とブラジルに行くって言ってたな。その前はフランス、イタリア、ドイツ、スイス、スウェーデンだったかな? いいよねー、ほんと。私も指揮者と結婚したいよ(笑) そしたら世界中を旅行できる。日本にも2年に1回行くって言ってたよ。10年くらい前までは毎年行ってたらしいんだけど、最近は2年に1回なんだって。
自分のCDも出してて、だからもしかしたらけっこう有名なのかも。私はクラシックに詳しくないからわかんないんだけど。でもそれだけ海外を飛び回ってるってことは有名なんだよね、きっと。いつか大家さんの指揮のコンサートに行ってみたいんだけど、クラシック・コンサートって高いからねー(^^;) でもまぁいつか。
そんなわけで折角そういう環境にいるので、最近はクラシックも聴いてます。そもそも切欠は大家さんが聴いてたピアノ・ソナタのCDが凄く綺麗な曲だったから、私も聴いていいかって頼んだら、もちろんいいよって快諾してくれたばかりか、他にもお勧めのCDを好きなときに聴きなさいって貸してくれたの。
私、クラシックは嫌いじゃないんだけど、でもわざわざCDを買うほどには好きじゃなくって、だから全然詳しくないんだけど、これはいい機会だと思って、ほぼ小学校?中学校?以来のまともなクラシックを聴いてます。でも聴いてると、やっぱりクラシックっていいんだよね。まだ毎日聴くほどには好きではないんだけど。でもたまに無性にクラシックを聴きたくなるときがある。歌がうるさく感じるときがあるんだよ。そういうときは貸してもらったピアノ・ソナタとか流すと、いい感じ。
ビザが来年の8月末までだから、延長すればまた行けるけど、延長しなかったら…たぶん今回が最初で最後。なかなかこのために来るってできないからねー。だから今回行けたのが凄く貴重。ギリギリで入れて本当によかった。あと10分、いや5分遅かったら無理だっただろうな。
私たちが立ち見のqueue(キュー=列)に並んだのは開演3時間前の5時ちょっと前。最終日はqueue(キュー)が3つに分かれてて、1つはすでにチケットを持っている人たちで、もう1つがGallery(ギャラリー)用、最後の1つがArena(アリーナ)用。私たちはできるだけ近くで見たいから迷わずアリーナのqueue(キュー)に並んだんだけど、そのときの整理券の番号が278と279。月曜日が320番台だったから、他の2つのqueue(キュー)の人数を足しても、まぁ大丈夫だろうと思ってたの。
◆ The Proms aka BBC Proms (ザ・プロムス) ◆
http://www.bbc.co.uk/proms/2008/ (英語)
◎ Prom 76: The Last Night of the Proms (ラストナイト・オブ・プロムス) ◎
Date (開催日) : Saturday 13 September 2008 (2008年9月13日)
Time (時間) : 8.00pm - c10.35pm (午後8時~午後10時35分(予定))
Venue (会場) : Royal Albert Hall (ロイヤル・アルバート・ホール)
Tickets (チケット) : £20 - £90 price band F or Prom for £5 (座席:20ポンド~90ポンド、立ち見:5ポンド)
<< How to get there (行き方) >>
http://www.bbc.co.uk/proms/2008/venues/rah.shtml (英語)
+ Tube (地下鉄) +
South Kensington Station(サウス・ケンジントン) : District and Piccadilly lines(ディストリクト及びピカデリー・ライン)
High Street Kensington Station(ハイ・ストリート・ケンジントン) : Circle and District lines(サークル及びディストリクト・ライン)
+ Bus (バス) +
No.9 : Trafalgar Square(トラファルガー・スクエア) - Royal Albert Hall(ロイヤル・アルバート・ホール)
No.10 : Tottenham Court Road or Oxford Circus(トッテナム・コート・ロードもしくはオックスフォード・サーカス) - Royal Albert Hall(ロイヤル・アルバート・ホール)
No.52 : Victoria Station(ヴィクトリア) - Royal Albert Hall(ロイヤル・アルバート・ホール)
49, 70, 74, 360, 452はセンター付近から出てないので省いてあります。ドレスコードはなし! どんな格好していってもOKです。特に最終日はホントに凄い。お祭りだから、みんな色んな格好してる。それを見てるだけでも面白い。もちろん、ドレスアップしていってもOK。ドレスアップしていっても、ドレスダウンしても、それぞれのお好みで♪
立ち見のqueue(キュー=列)に並んだときは物凄いLong queue(ロング・キュー=長い列)で入れるか心配したけど(可愛い制服を着たお兄さんが整理券を配っていて、私たちは320番台だった)、全然平気だった。でもこれはたまたまラッキーだったのか、それともいつもこうなのかはわからないので(初めてだから)念のために早めに行った方がいいかもしれない。
第3楽章だと思うんだけど、最初の方のパートが映画「Velvet Goldmine(ベルベット・ゴールドマイン)」で使われてて、その使われてる場面も思い出して、何か嬉しかったな。知ってる曲が演奏されると嬉しいよね。それが偶然なら尚更。今調べたら、Gustav Mahler(グスタフ・マーラー)のSymphony No.6 in A minor(交響曲第6番イ短調)だった。それの第3楽章だからAndante moderato(アンダンテ・モデラート)だね。
会場のRoyal Albert Hall(ロイヤル・アルバート・ホール)はびっくりするくらい立派で、中に入って唖然茫然だった。何?この豪華なホールは?って、身体が震えそうだったもん。普通なら一生縁がないかもしれない建物に、たった5ポンドで入れるんだから、こういうところがこの国の凄いところだよね。スーパーで売ってるサンドイッチ(3.5ポンドくらい)とそう大して値段が変わらないってどういうこと!?
機会があったら、また行きたいって思ってたら、この話をした別の友達がぜひ行きたいって言ってたので、もう1回行くかもしれない。ただ、今週でもう終わってしまうので、しかも最終日は何回かチケット買ってないと行けないみたいなので、そうなると木曜日か金曜日しかないから微妙なところ。うーん…1人でも行ってみようかなぁ。それとも他の友達を誘うか。
◆ The Proms aka BBC Proms (ザ・プロムス) ◆
http://www.bbc.co.uk/proms/2008/ (英語)
18 July - 13 September 2008 (2008年7月18日-9月13日)
<< Curtain Times (開演時間) >>
6.30pm, 7.30pm or 8:00pm (日によって違うのでサイトでチェックしてください)
<< How to get there (行き方) >>
http://www.bbc.co.uk/proms/2008/venues/rah.shtml (英語)
+ Tube (地下鉄) +
South Kensington Station(サウス・ケンジントン) : District and Piccadilly lines(ディストリクト及びピカデリー・ライン)
High Street Kensington Station(ハイ・ストリート・ケンジントン) : Circle and District lines(サークル及びディストリクト・ライン)
+ Bus (バス) +
No.9 : Trafalgar Square(トラファルガー・スクエア) - Royal Albert Hall(ロイヤル・アルバート・ホール)
No.10 : Tottenham Court Road or Oxford Circus(トッテナム・コート・ロードもしくはオックスフォード・サーカス) - Royal Albert Hall(ロイヤル・アルバート・ホール)
No.52 : Victoria Station(ヴィクトリア) - Royal Albert Hall(ロイヤル・アルバート・ホール)
49, 70, 74, 360, 452も利用可能なんだけど、センター付近から出てないのと、South Kensington(サウス・ケンジントン)から歩かなきゃいけないので省きました。ちなみに本格クラシックコンサートだからってこのプロムスにはドレスコードはないので、どんな格好していってもOK! むしろ床に座ることを考えたらジーンズとかで行った方がいいと思う。私は友達からドレスコードはないよって聞いてたけど、半信半疑だったので一応スカートで行ったけど、ジーンズにすればよかったなって思ったもん。そうは言っても靴は小汚いスニーカーで行ったんだけど(笑) さすがにちょっと入れるか心配だったけど、ぜーんぜん問題なかったよ。今、公式見たら、ドレスコードはないってはっきり書いてあったし。好きな格好で来てくださいって。だからもうホント全然気張ってくる必要なし!!そういうのも嬉しいよね。
06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |